一般部の稽古が如何に自分の人生に於いて重要か?

一般部の稽古の重要性と必要性について

・地域、職場、家庭 等の中で、如何に元気で明るく前向きに過ごせる様になるかが一番重要だと思っています。  合気道の稽古(精神的な話を含む)では、多くの人としての大事な事を学びます。 学んだことを日々の生活の中で活かす事がその人の成長に繋がり、また日常生活を活性化させるのです。

・誰にも、種類が異なっても気が滅入ることは、起きると思います。 ただ、同じ事が起きてもプラス方向で捉える人と、マイナス方向で捉える人では、結果に天と地の差が出ると思います。  また、常に元気で明るくプラス方向で捉え、過ごす人には、気が  滅入る様な出来事は、発生しなくなると思っています。 要は、類は友を呼ぶです。 いつも、マイナスエネルギーを持っている人には、いつのまにか、マイナスエネルギーの人が近づいてくるのです。

・私が大事にする合気道は、禊ぎです。  合気道の技を通じて得るものは、禊ぎだと思っています。 日常生活では、自己中心的な偏った見方、考え方で行動したりして、人への想いやりが薄くなったり、知らず知らずの内に調和を乱したりしています。 知らず知らずの内に蓄えてしまった肉体的、精神的ヨドミを合気道の稽古を通じて綺麗にするのです。  そうすると、あるがままの真の姿を見る事が出来ようになり、想いやりのある行動が出来、自然に元気になり、生命力も増すのです。

・稽古に於いては、真人の養成を目指した稽古をします。  合気道の技は、『すきが無い、技に無理が無い、自然な流れでシンプル』を共通点とし、呼吸力、姿勢、目付、バランス、軸、想い、運足を重視します。 また、合気剣、合気杖、剣の捌き等の稽古を通じて心身を整えます。 この様な稽古を続けて行くと、心身は自然に禊がれます。

・現象面で言うと、道場に入る前に、悩みを持ち、心身がヨドミ汚れていても、稽古が終わると心身は爽快になり、何故あんなに悩んだのか? どうして、あんなに暗く悪く考えてしまったのか不思議に思ったりするのです。

・結局、人は器ですから、長い間ある状態に置かれると、それに染まってしまい、その中での狭い判断になったり、その重苦しい雰囲気(マイナスのエネルギー)が人と言う器に入ってしまうのです。

・恐いのは、この様なマイナスのエネルギーを持ち続けると、なかなかプラスのエネルギーを得られる様な処へ行けなくなってしまうのです。 行こうという気力を持てないと言うか、行けない理由を探し、更にマイナスの世界に入り込むと言う負の循環に入ってしまうのです。 こうなると、如何にプラスのエネルギーが強い人がいても、このマイナスエネルギーの持ち主をプラスに転じさせるのは、難しく なるのです。

・一般部での稽古をお奨めします。  ご自身の生活を活力あるものにし、日々、前向きで元気で明るく過ごし、美味しい食事をし、快適に眠れる様に。

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